沿革
創業210余年の歴史を誇る医薬品の総合商社 岡野薬品。
伝統と信頼の実績が現在も受け継がれています。
文化元年(西暦1804年)、初代岡野平兵衛利次が現在地(松本市)において屋号を「蔦屋(つたや)」と称し、個人営業にて薬種商を開設。
信州はもとより駿州(静岡)、甲州(山梨)及び上州(群馬)にも和漢薬の商いを拡大した。
その後、代を重ね取り扱い品目も和洋薬品、売薬、写真材料、絵具、染料、工業薬品、塗料、洋酒、麦酒、缶詰、食品等に及ぶ総合問屋に発展した。
五代岡野庄平(和平)の時代(天保3年~大正3年)に「のれん分け」が活発に行われ、16件の出店があった。
昭和18年太平洋戦争のため業務を縮小、戦後は医薬品のみを扱う事になる。
昭和25年5月個人経営から株式会社岡野庄平商店に改組し、昭和52年に社名を岡野薬品株式会社に変更した。
そして現在、「つなげる つながる総合商社」をテーマに地域医療への貢献を目指し躍進中。
沿革
2024年1月1日現在
江戸時代
1804
創 業 屋号…「蔦屋」
初代社長 岡野庄平(平兵衛利次)
2代社長 岡野庄平(平兵衛利長)
3代社長 岡野庄平(平兵衛利勝)
4代社長 岡野庄平(平兵衛)
明治
1869
屋号…「〼井」に変更
5代社長 岡野庄平(和平)
1876
“のれん”分を行う「〼一」「〼二」の屋号とする
1906
“のれん”分を行う「〼七」
1910
“のれん”分を行う「〼十」
大正
1917
“のれん”分「〼十一」
6代社長 岡野庄平(榮太郎)
昭和
1938
“のれん”分「〼十五」 7代社長 岡野庄平(眞)
“のれん”分は「〼二~十五」まであったが記入以外は“のれん”分の時代不明のため省略する
1944
2月20日
8代社長 岡野庄平(五六)就任
1950
個人経営より株式に改組 商号「(株)岡野庄平商店」とする 資本金95万円
1961
伊那営業所開設
1962
諏訪営業所開設
1966
長野営業所開設
1967
資本金1,000万円に増資
1969
長野営業所社屋完成
1970
バロース(現ユニシス)E4000システム導入
上田営業所開設、伊那 マルケイ小池薬品吸収合併
1971
佐久営業所開設
資本金2,000万円に増資、上野薬品吸収合併
1972
本社ビル完成
1973
営業所間専用回線設置
1977
岡野薬品株式会社に社名変更
1978
飯田営業所移転
1979
資本金4,000万円に増資
1980
伊那営業所移転新築
1981
諏訪営業所移転新築
1983
上田営業所移転新築
1986
IBMシステム38導入 IBMシステム38でクローバーシステム開発
1988
MCAオーダーエントリーシステム稼働、
CANON HT-800導入
1989
佐久営業所移転新築
平成
1991
資本金5,000万円に増資
1992
岡野元彦 社長就任
1993
信州博覧会 原田泰治館出店
1996
(株)アドバンスド・ヘルスケア・サービス薬商部門分割
1999
甲府営業所開設
飯田営業所新築完成
2002
全営業担当者にノートパソコン配備完了
2003
山梨事業所新築移転
バーコード検品システム稼働
2004
創業200年
岡野元彦社長9代目岡野庄平を襲名
2008
SIPサーバーによる電話システム全拠点稼働
2011
岡野庄平 会長就任
岡野昌彦 社長就任
2012
チャレンジアッププロモーションシステム(CUPS)の稼働
2014
創業210年
2018
庄内物流センター(現SLC)開設
令和
2020
本社ビル新築移転
2021
東信営業所開設